2017年10月1日日曜日

那由多


東大寺法華堂。
日本で最初に「華厳経」が読まれた場所だ。
華厳経は彼岸の光を映した経典。
だから、「光への向き合う方法」として読むことだ。
その方法を「海印三昧」と呼ぶそうだ。
海は連綿とした縁だ。

すべての存在は、阿頼耶識から生まれる。
すべての生命には、本覚真心が備わる。
自性清浄心(じしょうしょうじょうしん)。
仏性。
如来蔵。
これらの意味は、
すべての人間には、
普遍的な真理を
理解できる能力が備わっている。
ということなのだ。

翻って、華厳経「如来光明覚品」。
如来の智慧とは光だ。
あまねく一切を照らす光だ。
如来は、眉間の白毫から、
無量億、那由多、阿僧祇の、光を放つ。
光は、
あまねく十万一切の世界を照らす。
右に回ること十度して、
如来の量なき自在を顕現する。
幾万の菩薩を覚醒させて、
一切の魔属を覆い、
究境を荘厳し、
徹底的に、浄化する。
光に包まれた人間は、即座に悟る。
瞬く間に悟りが開かれる。
彼岸では、心身の病は消散する。













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