2017年1月8日日曜日

秋元不死男


新興俳句の秋元不死男の「俳句入門」(1971)を読む。
きちんと考えている。

 俳句は単一へ復帰する精神である。
 俳句は沈黙を表現する精神である。
 俳句精神は十七音というはっきりした「場」で生活する精神である。
 俳人は十七音で完成する短詩をつくる詩人である。
 俳人は意味とひびきのからみあいを重視する。
 そのため言葉の物体性を認識するのが俳人である。
 俳人は、「物語ろう」とする根性を捨てる。ここに面目がある。
 季節現象に詩情を滾らすことを進める。
 季節の表現は詩人としての俳人が謳うに値する立派な仕事、である。

わたくしは、最後の、季感表現、がすべてだと思う。

表現方法については、
 
「単一化」
「中心把握」「印象定着」
「象徴化」
「単一化がきびしければ象徴になる」
「直叙」
「配合」

校正については、

 一句が作者の不本意な意味で受け取られることはないか
 中心をはっきりつかめているか
 用法に誤りはないか
 もっと美しい言葉はないか
 類句はあるか










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