2017年1月3日火曜日

葡萄の錬金術

山帰来


饗庭孝男訳ガストン・バシュラール「大地と休息の夢想」(1970 原1948)を読む。
塩尻の、酸化防止剤無添加の、コンコードの香り濃い赤ワインを含みながら、
最終章「錬金術師の葡萄酒と葡萄の樹」から、示唆の多い言葉を拾い上げてみた。

 自然の中で摘み取られた実体の錬金術的瞑想に従うとき
 われわれには、詩が遊戯ではなくて、
 自然の力であることを証するイマージュそのものの確信に到達する。

 ぶどう酒とはいったいなんだろう。
 天と土壌の融合である。
 それは1年を通して、黄道十二宮を通して、
 太陽の運行にしたがって作用する。

 もし、空に彗星が通れば、
 それはひとつの
 別の葡萄の収穫なのだ。 
 彗星年の葡萄酒は、
 そこから格別の味わいを得る。











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