2017年1月21日土曜日

偶 々


    偶 々

をしみなく きさらぎの靈(ひ)よ零(ふ)れ 百會へと
きさらぎの けふのひかりの まどかとは
たまゆらる きらきさらぎの かぜのうへ
たましひを おもひだしたり 春の雪
きさらぎの くれなゐに飛ぶ 摩利支天……西金砂山頂で

くれなゐの 息をはきたる 飛緋梅
きさらぎの ささやきに似し みづのおと
零りしくは くれなゐけぶる 春のなか
淡淡(あはあは)と 此のきさらぎの 雨の底
鹽少々 菜飯喰らはば 睦月去ぬ











0 件のコメント:

コメントを投稿