2016年10月14日金曜日

偶 々

やまぼうしの紅葉


龝出水(あきでみづ) みづ掬ひつつ あたらしぶ
銀木犀 縁(えにし)は馨(かほり)  かも知れぬ
橡の實採る 村の老婆は 疾(と)く走る
銀霙(ぎんみぞれ) 山国の家は 頑丈(ぐわんじやう)なんだ
賢三の 外套三島 由紀夫かな

緘黙の 秋の一日(ひとひ)も ありにけり
目蔭(まかげ)して 龝の空虚(から)空  仰ぎゐる
十三夜 ひかりは艸の うらへ廻る
川底の 錆鮎ほろび 山師ほろぶ  
川魚ほろび 山師もほろぶ 薄日なか
紫蘇辣薤 茗荷薑 唐芥子(しそらくきやうみやうがはぢかみたうがらし)










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