2015年5月27日水曜日

注釈



実作と論は両輪だ、と詩人が言う。

2013年俳句年鑑の藤田真一さん「俳文学展望ー学会誌の課題」を読む。

注釈への視点という項。

本居宣長の「古事記伝」によって、江戸期のひとびとが、古事記を理解できるようになったこと。

本居宣長はだから、古代言語と思考を理解できた超人だ。

幸田露伴は、「俳諧七部集」の注釈に精魂を傾けた。

全作品に注釈を施している。

翻って、注釈とは、一聞、地味ではあるものの、

「作品にあたらしい息吹をふきこむ原動力だ」だ。

論を築くために、注釈はいのちのようなものだ。

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